大学4年生の新谷杏奈(池田エラ()イザ)はいつも通り授業を受けていると、通路を挟んだ席に座る学生がこちらをじっと真顔で凝視していることに気づく。怖くなり友人に助けを()求め()ようと振り返ると大教()室にいる全員の視線が自分に向けられていた。杏奈は尋常ではない視線の数に恐怖を覚え、教室を飛び出すが、廊下でも学生全員の視線を感()じる。急いで()家に帰る杏奈だが、街中()でも一人残らず自分を見つめてくる。翌日もその場に()いる全員()からの視線を感じる杏奈()は誰とも目が合わないようにうつむいていたが、唯一自分から()視線()を外す同じ4年生の城()琢磨(醍()醐虎汰朗)を見つけ……。